鉄道模型で季節感を出すために紅葉や雪を表現する

雪

鉄道模型のレイアウトでは、様々な光景を作り上げることが可能になります。秋の季節感を出すためには、紅葉を表現するのも一つの方法です。また、冬を表現するためには、雪を表現するのが最も分かりやすいでしょう。

紅葉を表現する方法は、非常に簡単です。それは、紅葉している樹木を植えればいいからです。実際に大手メーカーからは、紅葉している樹木が販売されていますので、それを使って表現すると良いでしょう。黄色やオレンジあるいは茶色といった樹木を植えることで、多くの人は深まる秋をイメージするでしょう。この方法の欠点があるとすれば、樹木の種類自体が多くないことです。もし、樹木の種類が少ないと感じた場合には、自分で緑色に塗られている樹木の模型を購入して、それを黄色やオレンジ色に塗ってみてもよいでしょう。エアブラシなどを使えば、きれいに表現することが可能です。

これに対して、冬場を表現するためには、雪を降らせるのが一番です。雪を降らせるのは非常に簡単で、雪景色を表現するためのパウダーが大手メーカーから販売されています。ただ問題は、レールの上にパウダーを落としてしまうとそれが車輪に絡み付き故障の原因になってしまう点です。はじめて雪景色を表現する場合は、レール以外のところにパウダーをかけて雪の表現をすると良いかもしれません。ある程度慣れてきたならば、車輪に絡まない程度にレールのまくら木当たりを白く染めてみてもよいでしょう。

秋

雪景色をよりリアルに表現するためには、道路をすべて真っ白にするのではなく、自動車が通った轍を付けるのも一つの方法です。パウダーをまんべんなく降らせたところに、144分の1の自動車を手動で走らせてタイヤの轍をつけると、雪国をよりリアルに表現することができます。