鉄道模型を動画や写真にするコツ

鉄道模型

鉄道模型は200年以上の歴史のある、代表的な娯楽の一つです。趣味の王様とも呼ばれる鉄道模型は、一昔前であればコレクションや実際に走行させるのが一般的でした。しかし、時代の移り変わりの中で新たな楽しみ方として写真や動画に記録する人も増えてきています。

こうした記録媒体に収める上で重要となるのがシーンの使い分けです。ここで挙げるのは大きく分けてリアルさを追求するシーンと模型ならではのシーンの2種類になります。

リアルさとは文字通りより現実に近い状況を作り出す撮影方法で、いかに実際の電車を写真に収めているかのように見せられるかが重要です。
コツとしては、レンズを模型と同じ高さにして、山や建物の間から鉄道が出てくるシーンを撮影するとよりリアリティ感が増します。

それに対して、模型だからこそ再現できるのが、空撮のように高い位置からの撮影や走行している正面からショットなどです。通常ではありえない空や線路のない海の上を走行するといった、アニメのようなシチュエーションを再現するのも楽しいかもしれません。

また、写真ではなく動画として記録するのであれば、前述した方法に天候を加えることができます。とはいえ、雨や雪を再現するために水分を使用してしまうと、模型やジオラマが塗れてしまってその後のメンテナンスが大変です。そのため、白い紙を細かく切って雪に見せるような工夫が必要になります。

その他、CGを入れたりバックにBGMを流したりして世界に一つだけのオリジナルの作品を制作するなど、動画の最大限の能力と魅力を活かすことが上手な撮影の秘訣です。